確実にスマホ撮影が楽しくなるセルカレンズを試してみる
家電量販店のスマホアクセサリーのコーナーでふと目に入った「セルカレンズ」なる代物。
スマホのレンズにクリップで取り付けて撮影することで簡単にエフェクトのかかった写真が撮れるそうだ。調べてみると、どうやら昔からクリップレンズという名前で昔からあったもののようで、1,000円以下のものから1万円を超えるモデルまでかなり種類もある様子。広角レンズ・魚眼レンズ・接写レンズが付いて1,700円と気軽に買える価格だったのでちょっと試してみようといざ購入。
さっそくどんな写真になるのか試してみた。
これが普通の写真。分かりやすいようにあえて全景が入らないように撮影。下の写真と比べてみてほしい。
こちらは同じ場所から動かずに0.67倍の広角レンズで撮影したもの。確かに広角で撮影できているものの、機種によっては丸くレンズの枠が写ってしまう、「ケラレ」という現象が発生するようだ。当方の機種ではどうやっても枠が写ってしまった。ただし、後で写真をトリミングすればある程度目をつぶれるかもという印象。写真の縦横比を4:3に変えることで解決する場合もあるそうだ。
魚眼レンズで撮影するとこんな感じ。ちゃんと歪んで見えている。これはなかなかいい感じ。
これは接写レンズで撮影したもの。背景のボケといい、かなり雰囲気は出ているかも。使う場面は限られそうだけど、実用性ありと言ってもいいのでは?
上記のように、クリップレンズを使わない通常のスマホ撮影では寄ってみてもピントが合わずなかなか同じように撮るのは難しい。
さてさて、3つのレンズを試してみた結果、工夫と写真のトリミングは必要だけど、この値段でこれだけ遊べる代物ならば大いにありというのが筆者の感想です。かさばるものでもないのでカバンに入れておけば、そこそこ楽しめそうな商品といえるでしょう。